webページからデータを抽出!Microsoftの無料RPAツール「Power Automate Desktop」を使った業務効率化!

実現すること

ホームメイトから空きテナント情報を取得する。

業務フローの構築

①データを取得したいページを開いておく。

②「ブラウザー自動化」の中の「新しいChromeを起動する」をドラッグアンドドロップして、「初期URL」にホームメイトのURL(https://www.homemate.co.jp/business/pr-hiroshima/hiroshima-city/)を貼り付ける。

「ウィンドウの状態」を最大化にしておくと、実行時に確認がしやすい。

③「ブラウザーの自動化」の中の「Webデータ抽出」の中の「Webページからデータを抽出する」をドラッグアンドドロップして、開いているホームメイトのブラウザー上で(適当に)クリックする。
すると、抽出プレビューの画面が開き、ページの情報などが赤枠で囲まれるようになる。

④抽出したい情報が赤枠で囲まれている状態で右クリックをする。

⑤「要素の値を抽出」をクリック、「テキスト」をクリックする。すると、抽出プレビューに抽出したい情報が表示される。

⑥抽出したい情報が複数ある場合は、そのまま次の抽出したい情報を赤枠で囲ませて、④⑤と繰り返す。

⑦データが複数ページにわたる場合は、ページの「次へ」の部分が赤枠で囲まれた状態で右クリックして、「要素をページャーとして設定」をクリックする。

⑧ほしいデータを全て抽出できるようにしたら、「終了」をクリックする。

⑨「Webページからデータを抽出する」を保存する。

⑩新しい「Webページからデータを抽出する」を、⑨で保存した「Webページからデータを抽出する」のにドラッグアンドドロップする。

⑪開いているホームメイトのブラウザー上で(適当に)クリックする。
すると、抽出プレビューの画面が開き、ページの情報などが赤枠で囲まれるようになる。

⑫ページ数が分かる部分が赤枠で囲まれた状態にして右クリックする。

⑬「要素の値を抽出」をクリック、「テキスト」をクリックして、ほしい情報が抽出されていることを確認したら、「終了」をクリックする。

⑭「Webページからデータを抽出する」を保存する。

⑮ ⑭で保存した「Webページからデータを抽出する」の後に、「テキスト」の中の「テキストを数値に変換」をドラッグアンドドロップする。

⑯「変換するテキスト」で{x}(変数を選択)をクリックして、「DataFromWebPage2」を選択(ダブルクリック)する。

⑰現状で一番最後にある「Webページからデータを抽出する」をダブルクリックして開き、「処理するWebページの最大数」で{x}(変数を選択)をクリックして、「TextAsNumber」を選択(ダブルクリック)する。

ここまでで、データの抽出ができる。

ここからは、抽出したデータをエクセルに入力して保存する。

⑱「Excel」の中の「Excelの起動」をドラッグアンドドロップして、「保存」をクリックする。

⑲「Excel」の中の「Excelワークシートに書き込む」をドラッグアンドドロップして、「書き込む値」で{x}(変数の選択)をクリックして、「DataFromWebPage」を選択(ダブルクリック)する。さらに、「書き込みモード」で「現在のアクティブなセル上」を選択して「保存」をクリックする。

⑳「Excel」の中の「Excelを閉じる」をドラッグアンドドロップして、「Excelを閉じる前」で「名前を付けてドキュメントを保存」を選択、「ドキュメントパス」で保存するフォルダとファイル名をバックスラッシュでつなげて入力、「保存」をクリックする。

まとめ

どうでしょうか?

物件情報って、(先週掲載がなくて今週掲載がある)新着物件は確認できても、(先週掲載があって今週掲載がなくなった)入居済み物件は確認することができないですよね。

これで定期的に情報を抽出しておけば、入ったばかりのテナントに営業をしに行ったりできますね!

無料で、こんなに簡単にRPAで業務効率化ができる可能性があるなんて、Power Automate Desktopはすごいですね!